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韓国に来た“F1界のタイガーウッズ”「本場のプルコギ食べたい」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「F1界のタイガーウッズ」と呼ばれるルイス・ハミルトン(25、英国・マクラーレン)が訪韓した。22日から24日まで全羅南道霊岩(チョンラナムド・ヨンアム)のコリアインターナショナルサーキットで開かれるF1韓国グランプリに参加するためだ。韓国で開かれる初のF1レースだ。ハミルトンはF1最初の黒人ドライバーで、2008年に歴代最年少のワールドチャンピオンを獲得し、ミハイル・シューマッハ(ドイツ)に次ぐ看板スターとなった。白人の牙城を崩し有色人種が初めてF1のトップに立った点で注目を集めた。

ハミルトンは20日に入国し、芸術の殿堂でサイン会とトークショーを行った。この席でF1公式タイヤサプライヤーを務めるブリヂストンの韓国支社長と、浜島裕英タイヤ開発本部長がともに出席した。100人余りのモータースポーツファンらも集まった。

ハミルトンは韓国語で「アンニョンハセヨ」とあいさつし、「私には2度目の韓国訪問だ。初訪韓時はF1ドライバーではなくファンもいなかったが、いまでは人気を実感する。韓国がF1大会を開催することになりとても嬉しい」と述べた。また、「英国と米国で恋人とプルコギをよく食べに行く。韓国に来たので本場のプルコギを食べたい」と話した。恋人は米国の女性グループ、プッシーキャットドールズのボーカルを務めるニコール・シャージンガーだ。ハミルトンのドライビングは攻撃的で思い切りが良い。クラッシュを恐れず相手を押し出す猪突猛進的な走りが長所だ。こうした過激さが時にレースを誤らせることもある。今年イタリアで行われたF1第14戦とシンガポールで行われた第15戦のレース中の事故で棄権し1ポイントも取れなかった。しかしクラッシュを恐れぬ走りで3勝し現在は総合成績4位についている。


ハミルトンは韓国グランプリに対する戦略も公開した。ハミルトンは、「だれも経験していないサーキットでレースが行われる。あす午前にサーキットを歩いてみればどこに起伏があるか、視野はどうなのか、どこでブレーキを踏むかなどを把握したい。最高速度を出すためソフトタイヤを使う」と明らかにした。ハミルトンは現在1位のマーク・ウェバー(レッドブル)との勝負が楽しみだとし、「F1韓国大会の初優勝者になりたい」と述べた。



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