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南北航空管制通信網、5カ月ぶり再稼働

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮が18日、天安(チョンアン)艦事態に対応した韓国政府の5・24対北朝鮮交流・支援制限措置に反発して断絶していた南北間民間航空機管制通信網を復元した。

千海成(チョン・ヘソン)統一部報道官は「北朝鮮側が16日、開城(ケソン)工業団地管理委員会を通して、平壌(ピョンヤン)飛行区域指揮所と仁川(インチョン)飛行区域管制所の間の民航直通電話を再稼働することにしたと知らせてきた」とし「18日午前9時ごろ、南北間の試験通話が行われた」と明らかにした。

今回の措置は北側領空を通過する外国航空会社のためのものであり、北朝鮮は南側航空機の北朝鮮領空通過を認めていない。南北は相手側の飛行情報区域を通過する際、関連情報を提供するために地上網2回線と補助網の衛星網1回線など計3回線の管制通信網を稼働しているが、北朝鮮は5・24措置後、一方的に地上網2回線を遮断した。


北朝鮮の対南機構である祖国平和統一委員会は5月25日、南北関係の断絶を宣言、「南朝鮮の船舶・航空機の領海・領空通過を全面禁止する」と明らかにし、翌日、航空管制通信地上網も遮断した。このため、衛星網を通してのみ航空管制通信をしてきた。

北朝鮮は先月4日に水害救護用のコメ支援を要求し、同月7日に拿捕したテスン号の船員を釈放したのをはじめ、対南融和ジェスチャーを続けている。また今月16日には労働新聞を通して韓国軍の大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)訓練を非難しながらも、「いま北と南に必要なことは関係改善を追求するための対話ムード」と強調した。




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