マツタケの価格が少し安くなりそうだ。不可能と考えられてきたマツタケの人工繁殖に成功したからだ。
山林庁傘下の国立山林科学院微生物研究チームは、江原道洪川(カンウォンド・ホンチョン)の国有林で人工栽培したマツタケの採取に成功したと18日、明らかにした。ここに人工的に菌株を移してから7年ぶりだ。
マツタケが生えたところに幼いマツを植え、このマツの根に菌を感染させた後、これを大きなマツがある山に移して植えるという「マツタケ感染苗」方法。日本は100年以上の研究の末、1980年代に感染苗方式の人工栽培技術を獲得した。しかしキノコ1個を生産しただけで、持続的な生産には失敗した。
今回の研究が注目されるのは、マツタケ菌が生き残った比率(活着率)が20%を超え、持続的な生産が可能だと考えられるからだ。ひとまずマツタケ菌がマツ林に定着しさえすれば、30年以上採取が可能だと、山林庁は明らかにした。
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