フォーミュラワン(F1)韓国グランプリ運営法人KAVO(Korea Auto Valley Operation)が、大会2日目の23日土曜日午後4時30分から6時までの1時間30分、一般観客を対象にピットレーンウォーク(Pit Lane Walk)時間を設けると明らかにした。
「ピットレーンウォーク」とはピットの前を歩いて見回ることができるイベント。ピットはレース中にF1チームの核心関係者が集まっているところだ。タイヤを交換し、マシンを修理する作業がここで行われる。このため普段はレース関係者以外は出入りが統制される。
ほとんどのグランプリでは3日間の大会期間中、一日に一回1時間ほどピットレーンウォーク時間を運営し、その対象はVIPの「パドッククラブ」入場者に限られる。パドッククラブは入場券が500-600万ウォン(約38-46万円)の高価チケット。しかし韓国グランプリ期間中はVIPだけでなく一般観覧客にもピットが開放される。対象は10月22-24日の3日間メイングランドスタンドに入場できる全日チケット所持者。
ピットレーンウォークに参加すれば、最先端技術の集約体であるフォーミュラワンマシンを目の前で見ながら簡単な記念写真ができる。F1チームが緊張感の中で動く現場を肌で感じられる機会でもある。
KAVOの関係者は「ピット開放は約500万ウォンの金額を支払ってこそ可能な夢の体験。韓国の最初のF1グランプリを記念して、大会の商業的権利保有者であるFOA社が電撃的に一般開放を認めた」と明らかにした。ピットは23日の予選が終わった後の午後4時30分から開放される。
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