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昨年6月、ユネスコによって世界文化遺産に登載された朝鮮王陵の毀損が深刻な状況だ。
文化財を保護しなければならない政府と公共機関が毀損の主犯だ。
14日、文化財庁がハンナラ党の金盛東(キム・ソンドン)議員に提出した資料によると朝鮮王陵指定区域内に文化財保護法に抵触する毀損面積が約175万平方メートル(約53万坪)に達する。これはソウル景福宮(キョンボックン)の面積の4倍にあたる。
ユネスコ世界文化遺産に指定された朝鮮王陵40基のうちソウル、京畿地域所在朝鮮王陵8基の周辺の毀損が特にひどい。金盛東議員は「世界的に類を見ない偉大な我が文化遺産である朝鮮王陵の保護のために政府は関係機関および関係者たちの協力を得て、移転および王陵復元対策を急がなければならない」と強調した。また「朝鮮王陵周辺には文化財に指定された(1970年5月)前後の60、70年代に軍事的目的または体育振興などのために施設が造成されており、移転には相当な時間が必要となり残念だ」と付け加えた。
朝鮮王陵には毎年約200万人の国内外観光客が訪れている。外国人観光客は、今年に入って6月末まで昨年同期比7倍以上の4万1千人に至る。
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