北朝鮮が４月に一方的に凍結・没収した金剛山（クムガンサン）離散家族面会所に対する韓国側関係者の接近が６カ月ぶりに認められた。

統一部のイ・ジョンジュ副報道官が１３日の定例会見で、「現代峨山（ヒョンデアサン）の社員を含め韓国側関係者３５人が面会所など金剛山内の韓国側施設を視察するため１３日に訪朝した。今回の訪問は南北離散家族再会の会場として使われる面会所と金剛山ホテルなどの施設を点検する次元で行われる」と明らかにした。北朝鮮は天安艦事件などにともなう反発で面会所などを閉鎖していたが、離散家族再会に向けた赤十字の実務接触で３０日から来月５日まで離散家族再会を実施することに同意し、面会所の使用を認めた。

韓国側関係者は、宿泊と食事など施設の正常稼働に問題がないかなどを確認して帰国し、１０人は再会行事を終えるまで滞在する予定だ。


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