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<サッカー>朴智星、ひざの痛みが再発 「韓日戦」は欠場

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

右ひざを痛めた朴智星の代わりに、12日の韓日戦に出場することになったユン・ビッカラム。



12日の日本戦に向けて必勝の意志を固めた趙広来(チョ・グァンレ)監督率いる韓国代表が、予想もしなかった暗礁に乗り上げた。主将・朴智星(パク・チソン、29、マンU)がひざの痛みで日本戦に出場できなくなった。

趙広来監督は11日午後、坡州(パジュ)NFC(代表チームトレーニングセンター)でインタビューを行い、「朴智星が以前に手術を受けた右ひざの痛みを訴えている。日本戦では朴智星をミッドフィルダーの中心に起用するつもりだったが、それが不可能になった」と明らかにした。


続いて「朴智星が痛めた部位が手術を受けた右ひざなので心配だ。今から無理をすれば来年1月のアジアカップ出場にも支障が出そうだ。代表チームの主治医と相談し、今回の試合をあきらめることが今後の代表チームで朴智星を活用できる近道だと判断した」と説明した。

趙監督は「朴智星の位置にはユン・ビッカラム(慶南、写真)が入る予定。朴智星に比べて経験は足りないが、幼い年齢にもかかわらずサッカーに対する理解力が深い。重要な韓日戦で良いプレーを期待する」と話した。

ユン・ビッカラムは8月、自身のAマッチデビュー戦となったナイジェリア戦でゴールを決めた期待株。奇誠庸(キ・ソンヨン、セルティック)と呼吸を合わせて、日本と激しい中盤戦を繰り広げることになった。

これに対して日本は、8日にアルゼンチンを1-0で降した勢いを継続する考えだ。攻撃力は歴代最強、守備は世界レベルに到達したというのが自らの評価だ。イタリア出身のアルベルト・ザッケローニ監督は守備に集中した後、素早く逆襲する‘堅守速攻’戦術を明らかにし、選手はアルゼンチン戦でこれを立派に消化した。従来のミッドフィルダーを中心とした日本代表のプレーとは大きく異なる。サイドでは猪突的な突破、前方では脅威的なシュートで韓国DF陣を苦しめるという意気込みだ。

このため中央DF趙容亨(チョ・ヨンヒョン、アル・ラーヤン)の役割がさらに重要になる。「フォアリベロ(攻勢の時に積極的に攻撃に加わる中央DF)」の役割を果たさなければならない。日本の攻撃の核である本田圭佑を防ぐための秘策だ。本田の動きによって日本の攻撃陣全体が有機的に反応するため、本田を封じれば日本の攻撃を封じることができるという判断だ。



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