黄長ヨプ(ファン・ジャンヨプ)元朝鮮労働党秘書が10日午前9時30分ごろ、ソウル市江南区論ヒョン洞(カンナムグ・ノンヒョンドン)にある安全家屋2階浴室の浴槽内で死亡しているのが発見された。ソウル江南警察署のアン・ビョンジョン署長は、「黄氏が安全家屋の寝室とつながった浴室内の浴槽で死亡しているのが見つかり、死因を調査している」と明らかにした。アン署長は、「他殺の疑いはないと判断している。正確な死因究明のため国立科学捜査研究院で司法解剖を行う」と説明している。解剖の結果は11日ごろ出されるとみられる。
警察は黄氏がこの日午前、半身浴をしている最中に心臓まひなどの原因により死亡したと推定し、午後3時に黄氏死亡の事実を正式に発表した。安全家屋には外部から何者かが侵入した形跡はなく、遺書とみられるメモなどの文書もなかったと警察は説明している。警察関係者は、「現在まで他殺や自殺ではないと判断している。普段からの習慣通りに午前7時ごろに座浴をして突然死亡したとみられる」と話している。黄氏は普段から健康管理を徹底していたという。国家情報院と警察は黄氏の警護チームと周辺人物などから黄氏死亡前の行動を調べている。また外部からの侵入の可能性についても検証するため、安全家屋に設置された防犯カメラの録画資料などを分析している。
黄氏の遺体はソウル峨山(アサン)病院に安置され、病院に祭礼所が設けられた。葬儀は北朝鮮関連の民間団体が中心となり5日葬として行われる予定で、金泳三(キム・ヨンサム)元大統領が名誉葬儀委員長を、朴寛用(パク・グァンヨン)元国会議長が葬儀委員長を務めることになった。金元大統領は臨時葬儀委員会からの要請を快く受け入れたという。
黄氏は北朝鮮の最高人民会議議長と労働党国際担当秘書などを務めたが、1997年に韓国に亡命した。その後は北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)独裁体制を批判し、北朝鮮による暗殺の脅迫を受けたりもしていた。今年3月の米国訪問の際には、当時金総書記の後継者と目されていた金正恩(キム・ジョンウン)氏と関連した質問を受け、「あんな奴など知ってどうするのか」と答えている。
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黄氏の遺体はソウル峨山(アサン)病院に安置され、病院に祭礼所が設けられた。葬儀は北朝鮮関連の民間団体が中心となり5日葬として行われる予定で、金泳三(キム・ヨンサム)元大統領が名誉葬儀委員長を、朴寛用(パク・グァンヨン)元国会議長が葬儀委員長を務めることになった。金元大統領は臨時葬儀委員会からの要請を快く受け入れたという。
黄氏は北朝鮮の最高人民会議議長と労働党国際担当秘書などを務めたが、1997年に韓国に亡命した。その後は北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)独裁体制を批判し、北朝鮮による暗殺の脅迫を受けたりもしていた。今年3月の米国訪問の際には、当時金総書記の後継者と目されていた金正恩(キム・ジョンウン)氏と関連した質問を受け、「あんな奴など知ってどうするのか」と答えている。
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