|
「タブロは潔白だ」--。
歌手タブロ(30、本名イ・ソンウン)の虚偽学歴疑惑を捜査した警察は、彼が米国スタンフォード大学を実際に卒業している事実を確認した。
ソウル瑞草警察署の関係者は7日「スタンフォード大学にタブロの在学に関する書類を直接要請され、事実関係を検討した結果、タブロが該当の大学を卒業したのは間違いないという結論に至った」と述べた。
警察はスタンフォード大学に資料を要請するのと同時に多様な経路でタブロの学歴に対する検証作業を行った。
タブロをめぐる虚偽学歴波紋は昨年、あるネチズンの疑惑の申し立てでインターネットを中心に広がった。一部のネチズンは今年の5月と7月に「タジンヨ」(=タブロに真実を要求します、会員数約18万人)と「サンジンセ」(常識が真理である世の中、会員数約2万人)というインターネットコミュニティを作り、タブロの学歴に対する疑惑を提起した。疑惑は相次いで起こり、タブロの学歴とともに国籍や盗作論難まで広がった。
タブロは8月、自分に対する誹謗文を書いたネチズン22人を名誉毀損の容疑で検察に捜査依頼した。瑞草署サイバー捜査チームは検察の指揮を受け、捜査を進めてきた。
タブロのスタンフォード大学の卒業については今回の捜査の核心争点だった。タブロが成績表と学校卒業確認書など証拠資料を公開したが論難は終わらなかった。ネチズンは証拠書類に対して偽造・買収などまた別の疑惑を提起した。
1日、ある放送局がタブロとともにスタンフォード大学を訪問し、彼の卒業事実を確認した番組を放送したが、これに対しても歪曲・ねつ造疑惑が起こった。
警察関係者は「インターネットでの疑惑提起が常識の線を超えたようだ。捜査結果発表が論難が落ち着くのを期待するだけだ」と述べた。警察は8日午前、タブロのスタンフォード大学卒業学歴を確認したという内容の中間捜査結果を発表する予定だ。
警察はタブロが告訴したネチズン22人の身元をすべて確認し、出席要求書を送った。瑞草署関係者は「タジンヨのマネージャー柄であるワットビーコムズという人物は米国に暮す50代のネチズンであることがわかった」とし「しかし彼を相手に調査する方法は容易ではないようだ」と話している。
【今日のイチオシ記事】
・韓国・EUのFTAが発すれば…日本自動車企業が懸念
・【社説】うらやましい…日本のノーベル賞リレー
・ノーベル文学賞にペルーのバルガス・リョサ氏、高銀氏は今回も受賞ならず
・キャンベル次官補「韓米関係はルネッサンスを迎えている」
・釜山国際映画祭レッドカーペットのベストとワーストは?
この記事を読んで…