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現地化された韓国車、世界市場に広がる(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

現代車の中国向けの「悦動」

現代車のロシア向けの小型車「ソラリス」



韓国産の‘現地型’自動車が世界自動車市場に食い込んでいる。 徹底した現地化を通してグローバル競争に臨んでいるのだ。

「アバンテ」を中国人の好みに合わせて開発した「悦動」は、現代(ヒョンデ)自動車の中国市場攻略の先鋒となっている。 先月の中国市場で、現代車の販売台数の3割にのぼる2万2123台がこのモデルだった。


ルノー三星(サムスン)自動車は新型SM5の内需・輸出モデルの構成を変えることにした。国内ではガソリン2.0LエンジンにエクストロニックCVT(無段変速機)を付けたが、欧州輸出型はディーゼル2.0Lエンジンに6段手動変速機を搭載したモデルが主力だ。 ガソリン価格が安い中東・南米ではガソリン2.5Lエンジン、6段自動変速機の車に重点を置いている。



◇「現地化性能」に焦点=最近、最も積極的に現地戦略型の車を出しているのが現代車だ。 先月、ロシア向けの小型車「ソラリス」と欧州型小型多目的車(MPV)「ix20」の2モデルを発表した。 鄭夢九(チョン・モング)現代・起亜(キア)車グループ会長は先月21日、同社のロシア・サンクトペテルブルク工場竣工式に出席し、「ロシアの顧客向けに特別にデザインした車をロシア工場で生産する計画」と述べながら「ソラリス」を広報した。

「ソラリス」は、国内で11月から販売される「ベルナ」の後続モデル「アクセント」を、ロシアの環境に合わせて開発した車だ。 寒くて雪が多い天気を考慮し、低温でもエンジンがかかりやすいバッテリーと4リットルの大容量ウォッシャータンクを搭載した。 現代車が08年に中国市場に出した「悦動」は開発費に650億ウォンが投入された。 大きくて豪華な車を好む中国人の好みを勘案し、車体の全長・全幅を従来のアバンテより大きく設計し、後ろのナンバープレートには輝くクロムメッキを施した。 続いて登場した中国型ソナタ「領翔」も基盤となったNFソナタより15ミリ長い。



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