金泰栄(キム・テヨン)国防部長官は5日、「北朝鮮に対する心理戦放送をFMからAM方式に転換する一方、北朝鮮地域でこれを聞くことができるようラジオを散布する作戦を準備中」と明らかにした。
金長官はこの日、国防部で開かれた国会国防委の国政監査で、「対北朝鮮心理戦を国民と約束した通り施行するべきでは」というハンナラ党の鄭美京(チョン・ミギョン)議員の質疑に対し、このように答えた。 対北朝鮮心理戦放送をFM方式で送出すれば、前方から100キロ以内の地域に限り受信可能だが、AM方式の場合、出力によってははるかに遠方でも聞くことができる。
金長官は「過去に(北朝鮮地域に)多くのラジオを送った。今回も対北朝鮮ビラ散布作戦と兼ねてラジオの物布(物資散布)作戦を準備中」と述べた。 また「対北朝鮮拡声器は現在11カ所に設置されているが、追加で3カ所を設置する可能性がある。1カ所に13億ウォン(約1億円)ほどかかる電光板も設置するかもしれない」と話した。
金長官は「現在11カ所に設置されている拡声器だけでも北朝鮮に心理的な圧力を加えている。北朝鮮の新たな挑発があり、北朝鮮に圧力を加えるべきだという政治的な判断があれば、拡声器放送を施行し、印刷されている対北朝鮮ビラもすぐに散布する計画」と強調した。
対北朝鮮拡声器放送と電光板の運営は、2004年6月に南北が西海(ソヘ、黄海)海軍偶発的衝突防止協約に合意した際、全面的に中断された。
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金長官は「過去に(北朝鮮地域に)多くのラジオを送った。今回も対北朝鮮ビラ散布作戦と兼ねてラジオの物布(物資散布)作戦を準備中」と述べた。 また「対北朝鮮拡声器は現在11カ所に設置されているが、追加で3カ所を設置する可能性がある。1カ所に13億ウォン(約1億円)ほどかかる電光板も設置するかもしれない」と話した。
金長官は「現在11カ所に設置されている拡声器だけでも北朝鮮に心理的な圧力を加えている。北朝鮮の新たな挑発があり、北朝鮮に圧力を加えるべきだという政治的な判断があれば、拡声器放送を施行し、印刷されている対北朝鮮ビラもすぐに散布する計画」と強調した。
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