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金・銀・銅メダルを独占 …‘ゲーム宗主国’韓国に熱狂

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

「WCGグランドファイナル」の表彰式で、総合1位になった韓国チームが観客の歓呼にこたえている。 =(写真提供:WCG)

2日(現地時間)、米ロサンゼルス(LA)コンベンションセンター。 世界各国から国際オンラインゲーム大会の決勝戦を見に来た約500人が注目する中、2人の韓国人選手が雌雄を決した。 「世界最強を争う2人の名勝負です」。解説者の言葉に観客席からは声援が飛んだ。 胸に太極マークを付けた両選手の額に汗が光る。 「スタークラフト」種目で決勝に進出したイ・ヨンホ選手(18)とキム・グヒョン選手(19)。 激戦の末、優勝はイ・ヨンホ選手がつかんだ。 3位も韓国のイ・ジェドン選手(20)だった。 金・銀・銅メダルを韓国選手が独占したのだ。



「ワールドサイバーゲームズ(WCG)2010グランドファイナル」が9月29日から10月3日までの5日間、米LAコンベンションセンターで開かれた。 WCGグランドファイナルは毎年10余種目で地域予選を通過した選手が集まって実力を競う世界ゲーマーの祭典。 01年の第1回大会から毎年開催され、07年には「世界最大ビデオゲーム大会」としてギネスブックに登載された。 今年で10年目を迎えるWCGグランドファイナルには10余種目に60カ国・約450人の選手が出場し、3万2000人の観客が競技場を訪れた。 今年に入って各国で行われた予選の出場者は約120万人にのぼる。


世界から有名なゲーマーが集まったが、その中でも韓国選手の人気が一際高かった。 韓国選手が優勝する度にプレスルーム前には各国のファンが集まり、長い列ができた。

WCGが10周年を迎え、主管国の韓国は世界の‘ゲーム宗主国’に浮上した。 WCGが10年間で世界の注目を集められたのは、地域別のゲーム種目人気によって大会運営方式を構成したからだ。 ゲーム種目を地域別に多様化し、大会の運営も地域のカラーを最大限に生かした。 韓国・中国などアジア地域では「スタークラフト」「ウォークラフトIII」などのオンラインゲームを、米国・欧州ではシューティングゲームや「FIFA10」などのビデオゲームを主力種目にした。

今年のファイナルは13種目で構成された。 賞金総額は3億ウォン(25万ドル)。 今年の総合優勝は金3、銀2、銅3のメダルを獲得した韓国だった。 ブラジル、英国、ドイツが2位。 韓国は通算6度目の優勝。



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