李明博(イ・ミョンバク)大統領は5日(以下現地時間)温家宝中国首相と会談をした。会談は尖閣諸島(中国名釣魚島)をめぐる日中対立から一層、注目された。李大統領は前日には菅直人日本首相と会談した。菅首相がこの問題を取りあげて支援を要請したが、李大統領は「円満に解決されればいい」という原論的な話しかしなかった。紛争地域は日本名と中国名も違い、李大統領は紛争地域の名前すら出さなかった。
5日の会談でも李大統領の対応は似ていた。温首相は「中国と日本は釣魚島問題をめぐり立場が違う。昨日、菅直人首相に会って日中間戦略的互恵関係が重要だと意見が一致した」と紹介した。ここに李大統領は「韓日中の協力は北東アジアはもちろん世界の繁栄と安定にも大きく影響を及ぼす。この問題が円満に解決されてほしい」と述べた。前日と同じく「今月末、ベトナムアセアン+3(韓日中)首脳会議時3カ国が会談をすると」とし、温首相は「肯定的に受け入れる」と述べた。
日中対立は敏感な領土問題だ。独島問題で日本と対立を経験する李大統領としては気軽にどちらとも言いにくい。積極的に仲裁することもできない。中途半端な仲裁はむしろ韓国の立場を狭める恐れがあるからだ。それで李大統領は両国の主張を聞き入れ、円満な解決を促す中立的姿勢を取っているという。李大統領の態度はまるで朝鮮時代、家の下人たちのけんかに「お前の言葉が正しい」「お前の言い分も正しい」と言った黄喜政丞(ファンヒジョンスン)を連想させるとある関係者は言った。以前、首脳会談で非公式的に外交的アドバイスをしてきた李大統領の面貌とは全く違う。これはG20という大型イベントを控え、両国の協力が切実だからだと政府関係者は話している。
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