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「私たちの前には‘ブロックバスター時代’が待っている」。年間320億ドルを運用するフィッシャーインベストメントの設立者ケン・フィッシャー会長(60)はこのように予想した。 先月29日、「フォーブスグローバル最高経営者(CEO)コンファレンス」が開かれた豪シドニーで、フィッシャー会長に単独インタビューをした。
フィッシャー会長は「世界経済が今後10年間、1990年代に劣らないほどの回復期を迎えるだろう」とし「新興経済国が成長をけん引し、米国と欧州がついて行く形になる」と述べた。 また韓国など新興経済国はもちろん、世界的に消費関連産業を有望投資先に選んだ。 ホテル、旅行、モーターサイクル販売、ホームエンターテイメントシステムなど余裕資金が流入する分野だ。 フィッシャー会長は「予想以上に景気が速く回復するとみられ、お金を使う余力も増える」と説明した。
フィッシャー会長は、景気はまだ本格的な回復局面に入っていないという市場悲観論者を「アルツハイマーにかかったチンパンジー」と表現した。 今回のグローバル金融危機のスケールがどれほど大きくても不況と回復の景気サイクルからは抜け出すことはなく、回復サイクルは今から始まるという診断だ。
息子の嫁が韓国人というフィッシャー会長は韓国に大きな関心を見せた。 「韓国は人口が少なく、資源がなく、土地が狭い。 しかし頑張って働き、働いた分だけ報酬を受ける資本主義的な考え方が定着しているうえ、高い勤労倫理意識が存在するため、大きな成果を出した。 今後もそうなるだろう」と述べた。
フィッシャー会長は「世界経済は米国の独走ではなく、複数の新興経済国がけん引する時代に入った。この中で韓国は新興経済国の先進国といえる」と説明した。
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