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今年の自動車リコール、過去5年間で最多(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
自動車産業と関連し「今年の言葉」として有力視されているものがある。 「リコール(Recall)」だ。 世界自動車業界1位の日本トヨタ自動車は年初から膨らんだ大量リコール事態で、数十年間築いてきた品質神話に亀裂が生じた。

現代(ヒョンデ)自動車も先月26日、米アラバマ工場で生産した新型「ソナタ(YF)」13万9500台をリコールした。 国内では依然としてリコールに対して否定的な認識がある。 しかしリコールは企業が事故を事前に防ぐために消費者にサービスを提供することだ。 このため品質不良とは区別すべきだという主張もある。

交通安全公団自動車性能研究所のシン・ジェスン部長は「すでに国内自動車業界でも、政府から強制リコール命令を受ける前に自発的にリコールをするほうがよいという認識が広がっている」とし「国内消費者の間でも最近リコールを肯定的に考える人が増えている」と述べた。


◇今年のリコール、過去5年で最多=国内でのリコールは92年の自動車管理法改正で制度化された。 自動車性能研究所の集計によると、92年から今年8月までの国産車と輸入車のリコール対象車両は962車種、計627万9776台。 今年1-8月の国内車と輸入車のリコール対象車は52車種・22万70台だった。

台数で見ると、すでに昨年の15万8824台を超えており、過去5年間で最高となった。 1万台以上をリコールした車種だけでも6車種。 このうち7月にリコールが実施されたルノー三星(サムスン)「ニューSM3」が5万9410台で最も多い。 4月にリコールしたレクサスES350は1万1232台。



今年の自動車リコール、過去5年間で最多(2)

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