|
野菜の物価が深刻だ。
統計庁によると、9月の新鮮食品価格が前年同月に比べて45.5%も上がった。野菜が主犯だ。
気象の影響で作物状況が悪化し、需給状況に敏感な野菜の価格が1年間に200%以上も上がったからだ。野菜の価格が全体消費者物価の上昇率を3.6%(前年同月比)に押し上げた。
政府は急いで中国から大根と白菜を輸入することにした。関税もなくし、通関手続きも大幅に簡素化する方針だ。ニンニク・唐辛子などについては低率関税割当物量を緩和することにした。キムチ作り用の白菜の不足分は越冬白菜で埋めることにした。それでも需要を埋めるには大きく不足している。物価上昇は当分続く見通しだ。
この記事を読んで…