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チェ・ホンマン、リングを離れて舞台に…

ⓒ JES/中央日報日本語版

チェ・ホンマン



格闘技スターのチェ・ホンマン(30)はどこへ行ったのか。 チェ・ホンマンは今、リングの上ではなく舞台の上にいる。

チェ・ホンマンは先月28日に放送されたSBS(ソウル放送)芸能番組「強心臓」に出演し、218センチの大きな身長に関するおもしろいエピソードを語った。 日本芸能番組には毎月出演している。 今年春に人気を呼んだ日本の人気ドラマ「怪物くん」にフランケンシュタイン役で出演し、コミカルな演技も見せた。 チェ・ホンマンは昨年10月の総合格闘技大会で自分より43センチも背が小さいミノワマン(34、日本)に敗れて以来1年間リングに立っていない。


05年にソウルで開催されたK-1大会で優勝しながら格闘技に入門したチェ・ホンマンは、毎年、韓国大会の先頭に立ってきた。 しかしK-1主催社のFEGは今大会にチェ・ホンマンを出場させなかった。 激しい戦いができるほどの体調ではないからだ。 チェ・ホンマンはFEGに「格闘技をやめる考えはない。 来年以降は試合ができるようにしたい」と話している。

チェ・ホンマンは08年4月、軍に入隊したが、訓練不適格判定を受けて退所した。 同年6月に脳腫瘍除去手術を受けた。 成長ホルモン分泌数値が低下したために筋力が落ちたが、チェ・ホンマンの場合は平均より回復速度が遅いほうだ。 全盛期時代160キロだった体重は140キロに落ちた。

チェ・ホンマンは手術後、バダ・ハリ(26、モロッコ)、レイ・セフォー(39、ニュージーランド)ら強豪選手と対戦したが、すべて判定負けした。 技術ではなく力で相手に圧力をかけてきたチェ・ホンマンだったため、その力が落ちると、勝つ方法を失った。 メジャーリーグの本塁打王ホセ・カンセコ(46、キューバ)に勝っただけで、手術後1勝4敗と振るわなかった。

FEGは頭を悩ませている。 チェ・ホンマンがかつてボブ・サップ(36、米国)、セーム・シュルトを順に破るなど最高レベルの力を見せたが、今はイベントマッチ選手として活用するしかない。 チョン・ヨンスFEGコリア代表は「チェ・ホンマンがリングを離れないと信じて待つしかない」と語った。 しかし半分ほど引退状態にあるチェ・ホンマンが本当にリングに戻ってくるかどうかは不透明だ。



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