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輸入車協会長「国産車の品質・性能、驚くほど向上」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「今はもう輸入車が国産車より無条件に良いとは言えない。 国産車の品質・性能向上速度には本当に驚く」。

韓国輸入自動車協会長を務める朴東勲(パク・ドンフン)フォルクスワーゲンコリア社長(58)が28日、中央日報とのインタビューで述べた言葉だ。 「米国・欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)が批准・発効しても、輸入車が韓国市場を主導することはないだろう」とも話した。

先月、国内乗用車市場で輸入車のシェアは過去最高の8.8%を記録した。 1-8月を合わせも7%と過去最高水準だ。 しかし朴社長の考えは違った。 「自動車ほど‘ホームグラウンド’の利点が大きい製品はない」とし「輸入車がどれほどシェアを高めても15-20%に達するのは容易でない」と述べた。 「車は必ず整備インフラがなければならない商品」という理由からだ。


朴社長は「年間100万台を販売する現代・起亜(ヒョンデ・キア)自動車と1万台程度の輸入車会社の部品・物流費用は比較することさえも難しい」とし「韓国では現代・起亜車の競争力が圧倒的に大きい」と話した。 「この5年間、韓国車の製品改善速度が外国車に比べて速かった。起亜車のスポーテージRが登場した時は非常に優れたデザインに驚いた」とも語った。

にもかかわらず、輸入車の販売が急速に増えていることについては、「所得の増加と、国産車の高級化戦略で輸入車との価格差が縮小した点が大きな原因」と説明した。 「かつて輸入車を一つのまとまりとして考えていた人たちが、今ではドイツ車にもベンツ・BMW・フォルクスワーゲンなどさまざまなブランドがあり、日本・フランス・米国車も多いことを知るようになった」という点も理由に挙げた。

朴社長は「今は輸入車会社が車を売ろうとすれば、個性を強調するしかない」とし 「他の人がみんな乗っているソナタではない何か他の特徴がある車に乗りたいという人が主な顧客」と話した。

輸入車の整備インフラ不足と高い部品価格についての考えも尋ねた。 朴社長は「業界は整備施設・人材を増やしているが、販売の増加に追いついていない」と認めた。 「必要なら部品価格を引き下げ、車がよく売れれば1台当たりのマージンも低める必要がある」と述べた。 朴社長は「輸入車会社は車を売るだけで、アフターサービスには無関心だという考え方はしないでほしい」と語った。



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