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政府が独島(ドクト、日本名・竹島)領有権守護有功者に対する褒賞を初めて推進する。 外交通商部の関係者は24日、「崔書勉(チェ・ソミョン)国際韓国研究院長を国民勲章2等級(牡丹章)、故白忠鉉(ベク・チュンヒョン)元ソウル大教授を3等級(冬柏章)褒賞者に選定し、検証作業を進行中」と明らかにした。 また「2人は独島領有権のために学界で長期間にわたり献身的に活動してきた」とし「今後も独島領有権と関連し、功労があった方に持続的に褒賞を推進する方針」と述べた。
韓日近代史研究の最高権威者の一人に挙げられる崔書勉院長(82)は1928年に原州(ウォンジュ)で生まれ、盧基南(ノ・ギナム)カトリック大主教の秘書を務めていた。57年に日本に渡り、約50年間にわたり日本外務省の外交資料館などを回りながら安重根(アン・ジュングン)義士の獄中手記や明成皇后(ミョンソンファンフ)殺害関連資料などを発掘した。 05年には靖国神社に放置されていた北関大捷碑を探し出し、この碑の返還で決定的な功績を立てた。 さらに88年には東京に国際韓国研究院を設立、独島を研究する学者間のネットワークを本格的に構築したりもした。
故人となった白忠鉉教授は国際法専門家として定評があり、68年から04年までソウル大教授を務めた。 またフランス文化財返還運動とともに独島領有権と関連した国際法的論理を開発した。
また政府は01年11月から6月まで日韓議員連盟会長を務めて両国関係の増進に寄与してきた森喜朗元日本首相に修交勲章(光化大章)を授与することにし、公開検証を行っている。
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