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「次世代自動車のエコカー研究はまだ始まりの段階だ。 技術標準を先に獲得したり、少なくとも他社についていける程度の技術力を蓄積してこそ、未来自動車市場で生き残ることができる」。
米国立アルゴン研究所のイ・キョンウク首席研究員(47)は迅速な研究による‘先占’を強調した。 1946年に設立されたアルゴン研究所は原子力などエネルギーやテロ対応セキュリティー分野で頭角を現している。 米国内の代表的な内燃機関(エンジン)専門家イ・キョンウク氏は、昨年から韓国自動車部品研究院・知識経済部と共同で「エコカー技術研究開発」に取り組んでいる。
イ氏は「韓国の自動車技術は米国などと比較しても生産技術は80%、研究開発(R&D)は70-80%レベルまで追いついた。自動車のパラダイムが大きく変わるエコカー開発競争は韓国にとってチャンスになるかもしれない」と述べた。 イ氏は「韓国を含む世界自動車企業が100%電気自動車へ進むのか、ハイブリッド車に進むのかを決められずにいる」と説明した。
イ氏は「主要自動車企業は電気自動車を最終目標としているが、今の車両用バッテリー水準ではすぐにこれを実用化するのは難しい。次世代バッテリー開発に少なくとも5-10年以上かかるだけに、携帯電話のように充電して乗る‘プラグインハイブリッド車’のような中間段階の製品開発にも力を注ぐ必要がある」と助言した。 また「電気自動車が世界自動車シェアの1%を占めるには10年以上かかるだろう」と予想した。
長期的にハイブリッド車よりも電気自動車に方向を定めるのが有利だという見方も表した。 イ氏は「どの国の企業も日本トヨタがリードするハイブリッド車の技術を一歩遅れて研究することを望んでいない」とし「クリーンディーゼルとガソリンエンジンの研究に力を注ぎながら、電気自動車の研究を並行するのが最も現実的だ」と述べた。
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