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尖閣諸島でなぜ領土紛争?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
中国が釣魚島と呼ぶ尖閣諸島は5つの小さな島と3つの暗礁からなる無人島だ。日本が実効支配しているが、距離では日本の沖縄よりも台湾のほうが近い。このため絶えず日中葛藤の禍根となってきた。

小さな島をめぐり対立している理由は、この島が東中国海(東シナ海)航路の要衝に位置しているのに加え、周辺に豊富な石油資源が埋蔵されているという調査結果のためだ。日本は日清戦争で勝利した直後の1895年、無主地先占原則に基づき自国の領土に編入したと主張している。一方、中国と台湾はもともと中国領だった島を不法に奪われたという立場だ。

実効支配中の日本政府の立場は「紛争自体が存在しない」ということだ(この点は独島に対する韓国の立場と同じ)。島内の灯台などの施設も日本によって設置されている。半面、中国は1992年に領海法を制定し、自国の領土と明文化した。


中国・香港の漁民および市民団体の会員が上陸を試み、日本の巡視船に阻止されるという事件が何度も起きている。



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