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【統一教長男インタビュー(9)】父・文鮮明が教えた「自然」<2>

ⓒ 中央日報日本語版
--ハンティングをしながら危険な目にあったことはないのか。

「(笑いながら)クマと何度か出くわしたが、その度に落ち着いて危機を免れた。 アラスカのクマは智異山(チリサン)のツキノワグマとは違う。 頭を上げてみると、目の前に建物が建っているように大きくて脅威的だ。 おもしろいのは動物は自分の前にいる対象が怯えているかどうかを正確に知るという点だ。 縦の世界であるため、相手を下位または上位の存在のどちらか一つと認識し、中間というものがない。 気持ちの戦いで負ければ相手を制圧できない。 退く時を知り前に出る時を知るのも、自然が教えてくれた真理だ」

--世界平和運動をする人がハンティングを楽しむという点は理解しがたい。


「(文顕進会長の顔の表情が明るくなり)待っていた質問だ。 環境保存とはやや異なる視点だが…自然保存の観点で見れば理解できる。 どの生態系も資源の量は限られている。 人はクマがシカの子を殺すのを見て悲しみを感じたりする。 しかし仮にクマがそうしなければシカの集団は陸地が受け入れられないほど増え、それによって病気や大規模な飢餓が発生し、結局は(鹿の)全体数が激減する。 私はクマの肉食行為や決まったルールの下でするハンティングは自然の安全性を維持する役割を果たすと考えている」

シアトルで3日間単独取材…「月刊中央」朴美淑(パク・ミスク)記者



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