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◇現代車、現地化で勝負=現代車ロシア工場竣工で現代・起亜車の年間海外生産能力は計308万台となり、300万台を超えた。 現代車はその間、ロシアに完成車と半組立(CKD)形態で車を輸出してきた。 ロシアは完成車を輸入する場合、最高30%の関税を課す。 にもかかわらず現代車はこれまでずっとシェア上位を守ってきた。 現代車の現地工場竣工にグローバル企業が緊張している理由だ。
現代車サンクトペテルブルク工場は約200万平方メートルの敷地に建物面積10万平方メートル規模で建てられた。 5億ドルが投入され、現代車と同伴進出会社11社を合わせて約5300人を雇用する。 現代車の関係者は「設備投資全体の7割は韓国から供給を受けた」と説明した。
最初の車は来年1月から量産する現地向け小型車「ソラリス」(プロジェクト名RBr)。 寒くて冬が長い環境に合わせて低温でもエンジンがかかりやすいバッテリーを搭載した。 中型車にあったワイパー結氷防止装置も付ける。
プーチン首相は21日の竣工式に1時間40分も遅れ、約700人の出席者を待たせた。 しかし姿を現した後は独特の明るい性格を見せた。 プーチン首相は「世界的に最も高い品質を誇る現代車がロシア工場を竣工した」とし「現代車が企業活動に成功し、満足する収益を上げられるよう、あらゆる支援を惜しまない」と述べた。 続いて「ソラリス」に試乗した後、親指を立てて満足感を表した。 ボンネットにサインも書き込んだ。 プーチン首相の隣の席には鄭夢九(チョン・モング)現代車グループ会長が同乗した。
フォード・トヨタ・現代・起亜車…火がついたロシア市場(1)
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