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アジア500大ブランド、三星が1位、LGが4位

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 中国と香港が共同で調査・発表したアジア企業のブランドパワー調査で、三星(サムスン)が1位、LGが4位になった。

駐中韓国大使館によると、中国国務院傘下の国有資産監督管理委員会研究センターと中国企業報、香港文匯報が共同で調査し、香港で最近発表した「第5回アジア500大ブランド」評価で、三星が総合評点で日本・中国ブランドを抜いて1位になった。三星の場合、中国市場で携帯電話をはじめとする家電製品の市場シェアが大幅に増えている点が影響したとみられる。

2位は日本のトヨタ自動車だった。トヨタは世界的なリコール事態にもかかわらず、中国で相変わらず品質力が認められているということだ。香港に本社を置く英国系銀行HSBCが3位、LGが4位となった。三星と同じくLGもエアコンなど家電製品で好調な点が上位にランクされた要因と分析される。


中国のチャイナモバイル(中国移動通信)が5位、6-10位には日本の建設会社の清水建設、電子会社のソニー・東芝・パナソニック、そして化粧品メーカーの資生堂が名を連ねた。

国別では10大ブランドのうち日本が6社で最も多かった。韓国は2社、中国は香港と合わせて2社だった。100大ブランド全体でも、日本企業が半分を超える57社で最も多かった。日本企業は円高と国内景気沈滞の中でも中国を含む海外市場で実績を出している。

韓国の場合、三星・LGを含め、現代自動車(39位)、ポスコ(46位)、アモーレパシフィック(55位)、SK(71位)、斗山(ドゥサン)インフラコア(96位)の7社が100大ブランドに入った。また200位以内には韓国電力(131位)、ハイニックス(164位)、真露(ジンロ、170位)などが含まれた。金融機関では国民銀行が217位で最も高かった。

中国企業は23社で、昨年に比べて3社減った。今回の調査結果は、中国消費者のブランドイメージ評価と市場潜在力、売上高などを基準に測定された。相対的にブランドパワーが弱い中国企業のイメージ向上を促すメッセージも込められているという。



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