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<柔道>牙を研いだ日本に大敗した韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 心配が現実になった。韓国男子柔道が12日、日本・東京で閉幕した世界柔道選手権で開催国の日本に大敗した。

昨年の大会で総合優勝(金2・銅2)した韓国男子柔道は金1・銅1に終わり、日本・フランスに次ぐ総合3位となった。一方、日本は金3・銀1・銅3で柔道宗主国の自尊心を守った。

2カ月先に迫った広州アジア競技大会が危機を迎えた。大会開幕前、カン・ドンヨン大韓柔道会事務局長は「日本はしっかりと準備してきている、負担は大きい」と語った。


日本は昨年のオランダ世界選手権で銀1個、銅1個と‘ノーゴールド’に終わった。切歯腐心した日本がホームで自信を回復し、韓国の負担が重くなった。

現場で競技を見守ったイ・ギョングン韓国馬事会柔道チーム監督は「ホームチームの日本選手に友好的な判定はあった。しかし常識的なレベルだった。日本選手たちの競技運営能力は世界最高だ。不足していたパワーも大きく補強された」と評価した。

韓国は81キロ級の金宰範(キム・ジェボム、韓国馬事会)が準決勝で高松正裕の壁を越えて優勝した。しかし73キロ級の王己春(ワン・キチュン、竜仁大)は準決勝で秋本啓之に敗れた。王己春は銅メダルに終わり、秋本は優勝した。日本は100キロ級でも穴井隆将が金メダルを獲得した。

欧州選手が金メダルを獲得した階級でも韓国は日本より劣った。100キロ以上級で日本は5位になった半面、韓国は初戦で脱落した。90キロ級の日本の西山大希は銀メダルを獲得したが、イ・キュウォン(竜仁大)とクォン・ヨンウ(韓国馬事会)は予選で脱落した。

90キロ級以上の重量級で韓国は日本に対する劣勢が確認された。戦略階級の60-81キロ級で戦力を再整備してこそ、広州で目標の金メダル3個以上を達成できる。



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