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【統一教長男インタビュー(3)】韓国系米国人ドクター・ムンと彼の母国語…<1>

ⓒ 中央日報日本語版
 最初の日、インタビューはシアトル空港付近のホテルのコンファレンスルームで行われた。 約束時間に合わせて来た文顕進(ムン・ヒョンジン)UCIグループ会長は3人の補佐陣と一緒に姿を現した。 身長は180センチを超えると思われ、すらっとしている。 濃紺のスーツにエメラルド色のネクタイをしてきた文顕進会長は、非常に洗練された印象を与える。 顔はほどよく日焼けし、握手のために握った手は大きくてたくましい。 文顕進氏は席に座ると、まず韓国語で簡単なあいさつをした。 流暢ではないが、意思疎通には問題がなかった。

「遠くまでご苦労様です。 ウーン…韓国語でインタビューに応じられず、英語でお話する点をご了承ください。 不慣れな韓国語で話して…ウーン…誤解を招くかもしれませんから。 すみません」。

緊張した雰囲気を和らげるために母国語に関する質問から始めた。


--韓国語が上手ですね。

「(韓国語で)私が父について米国に来たのが…4歳の時です。 その後、1年ほど韓国にいましたが、主に米国で生活しました。 私の兄弟も同じです。 ウーン…だから当然、英語のほうが話しやすい。 兄弟は主に英語で対話しますが、父の前では必ず韓国語で話します。 父が幼い頃から韓国語を忘れてしまわないようにと教えてくれたためです。 …私たちの家族はみんな米国に住んでいますが、韓国人であることを一度も忘れたことはありません。 私の妻は私よりももっと韓国人ですので…韓国語を私よりうまく話します」

文顕進氏が‘自分よりももっと韓国人’という夫人は郭全淑(クァク・ジョンスク)氏。 世界日報社長と統一グループ会長を経て、現在、韓国プロサッカー連盟会長を務める郭錠煥(クァク・ジョンファン)氏の娘だ。 文鮮明(ムン・ソンミョン)総裁は1987年、朴普熙(パク・ボヒ)、黄善祚(ファン・ソンジョ)ととともに、いわゆる‘家臣グループ’だった郭錠煥氏の娘を息子の嫁として迎えた。 ジュリアード音大を卒業し、個人コンサートを開くほど実力があるピアニストだった郭氏は、文顕進氏と結婚した後、子どもの養育と家事に専念している。 文顕進氏と郭全淑氏の間には、現在大学に通う20代の長男から2歳の末っ子まで9人の子どもがいる。

シアトルで3日間単独取材…「月刊中央」朴美淑(パク・ミスク)記者



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