「最高のチームが構成されたので負けられないゲームだ」（石川遼）

「韓国チームが若いからといって甘く見ると痛い目にあるだろう」（キム・デヒョン）

韓国と日本のエース、キム・デヒョン（２２）と石川遼（１９）が記者会見場でこう語った。１０日から３日間にわたり済州（チェジュ）で開かれる現代（ヒョンデ）キャピタル招待韓日ゴルフ対抗戦が、大衝突を予告した。




◇大会前から神経戦＝韓日代表は大会開幕前日の９日、済州ヘビチＣＣで行われた公式記者会見で神経戦を繰り広げた。この席には両国の取材陣５０人余りが集まり、熱気に包まれていた。

日本の１０代スターの石川は「明日からゲームが始まる。日本は最高の精鋭メンバーで韓国を迎えることになる」と自信を表した。

石川の言葉にキム・デヒョンとペ・サンムンが反応した。歴代成績は１勝０敗と韓国がリードしている。キム・デヒョンは「韓国チームは若い覇気で団結している。必ず優勝カップを守る」と応酬した。ペ・サンムン（２４）も「日本が最高のメンバーであることは知っている。しかし団結したチームプレーで優勝カップを守る」と力強く語った。６年ぶりに対戦する両国代表選手は一歩も引かなかった。

日本チームの青木功団長は「初日のフォアサム競技は、お互いコミュニケーションがうまくいく選手たちでチームを構成した。結果は競技をしてみないと分からないが、私たちは最高の選手を組んできた。必ず勝つよう選手たちを励ましたい」と述べた。

ハン・ジャンサン韓国団長は「日本が粘りでくれば力で勝つしかない。韓国チームの平均年齢（２４．４歳）は日本（３２．４歳）より若いので、力でやっても私たちが勝つ。日本がどう出てこようと優勝カップは動かないだろう」と反撃した。

雰囲気が熱くなる中、石川は韓日両国の‘宿命的ライバル’関係についての考えを明らかにした。石川は「日本と韓国はサッカーや野球でもライバル関係だが、競争をしながらお互いレベルアップを図ってきた。ゴルフ対抗戦が両国の熱い反応の中に毎年開かれればいい」と語った。

◇韓国、最高コンビで日本を破る＝ハイライトは日本が必勝カードとして出した石川遼－園田峻輔（２１）の第５競技だ。韓国はイ・スンホ（２４）－ソン・ジュンオプ（２３）が迎える。石川とイ・スンホはともに５日に終わった自国ツアーで優勝し、勢いに乗っている。石川は高校の２年先輩の園田と組み、必ず勝つという意気込みだ。

長距離ヒッターのキム・デヒョンとショートゲームの達人キム・デソプは「小田孔明と小田龍一を相手に韓国に初勝利をもたらす」と意欲を見せた。



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