国連の最高位中国外交官が最近、潘基文（パン・ギムン）国連事務総長に酔ってからみ、謝罪するという場面があった。事件の張本人は沙祖康国連経済社会局事務次長（６２）。沙次長は先週、オーストリア休養地バッハアルプゼーで開かれた国連夕食会で酒に酔い、物議をかもしたと米外交専門誌フォーリンポリシー（ＦＰ）が９日、報道した。

国連関係者によれば沙次長は夕食会で突然、潘総長に「あなたが私を好きではないのは知っている。私もあなたが好きではない」と言った。彼はすでにお酒を何杯も飲んだ状況で、ＦＰは彼の行動を「酔って暴言を吐いた（intoxicated rant）」と表現した。

潘総長は沙次長の発言には笑ってうなずき、特別な反応は見せなかった。翌日、酔いが覚めた沙次長は潘総長に面会を要請し、自分の行動を謝った。






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