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【統一教長男インタビュー(2)】世代交代論争で熱い統一教会…<2>

ⓒ 中央日報日本語版
 今年4月の米フォーブス誌アジア版が扱ったカバーストーリーのタイトルは「ムン氏の影で息子が浮上する」(Rev.Moon:A Revival?)だ。 今年2月、90歳の誕生日を迎えた統一教会の文鮮明(ムン・ソンミョン)総裁が、末子の7男・文亨進(ムン・ヒョンジン)と4男・文国進(ムン・ククジン)がそれぞれ宗教と企業を引き受ける適任者だと考えていると述べた、いうのが主な内容だった。 海外有力誌フォーブスの表紙を飾った文鮮明総裁の顔のカリカチュアから分かるように、統一教会の世代交代は国内だけでなく、世界の注目を集めるニュースだった。

この表面的な世代交代構図からやや外れた息子が一人いる。 文総裁の実質的長男であり、米UCIグループの会長である3男・文顕進(ムン・ヒョンジン)会長だ。 文顕進氏は学業を終えた後、しばらく個人的な事業をしていたが、文総裁の下、統一グループ内でさまざまな補職に就きながら、約10年間にわたり後継者として厳しい指導者授業を受けてきた。 2年前まで統一グループの最上位機構といわれる天主平和連合(UPF)の共同議長を務めていた。 しかし今はUCIグループ会長だけを受け持っている。 後継構図から外れた状態だ。 今の文顕進氏の関心はGPF(Global Peace Festival)で代弁される世界平和運動だ。 この非営利運動のために世界あちこちを飛び回り、ニューヨークの事務所には1カ月のうち1週間もいない。

文総裁の実質的長男でありワシントンタイムズのオーナーである文顕進氏の動きは注目を受けるに十分だが、文顕進氏はこれまで一度もメディアのインタビューに応じたことがなく、公式行事に限って顔を出してきた。 文顕進氏側は今回のインタビューについても徹底的な保安を要求した。 記事が出た後、統一教会と父・文鮮明総裁に及ぶ影響にまで格別に気を配った。 文顕進氏が「月刊中央」とインタビューに応じた表面的な理由は、GPF活動を韓国に知らせるためだという点を繰り返し強調した。 形式的な話しかしないのではと心配したが、文顕進氏はインタビューの2日目から徐々に心を開き始めた。 予想以上に気さくな性格だった。


4歳の時から米国で暮らしているため韓国語は不慣れで、インタビューはほとんど英語で行われた。 時々韓国語が出ることもあったが、誤解を招かないか心配し、公式的なコメントは英語ですることを望んだ。 文顕進氏が話す英語は政治家のように流暢で、人を引きつけた。 3日間にわたり計9時間以上、インタビューを行ったが、文顕進氏は始終一貫、熱情を見せた。(続く)

シアトルで3日間単独取材…「月刊中央」朴美淑(パク・ミスク)記者



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