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休みの間、しばらく韓国に戻った。 久しぶりに会った人たちとは大騒ぎした。 元気だったか、楽しく過ごしたか、そしてその後に続く質問。 「ところで少女時代は本当に日本で人気があるの?」。先月25日、日本・東京でデビューショーケースを終えた「少女時代」(写真)。 韓国メディアは「日本列島征服」などの表現でショーケースの成功を祝った。 もちろん日本語の歌を1曲も発表せず(9月8日に初シングル「ジニー」発売予定)少女時代が初めてのショーケースで2万人を超える観客を集めたというのは大変な成果だ。
しかし率直にいうと、日本市場での成否をいま話すのは無理があるのではないだろうか。 日本人はまだ少女時代をあまり知らない。 しかしメディアが特別な関心を見せているのは事実で、ショーケースの翌日の26日、日本の放送・新聞は「美脚アイドル」「韓国ガールグループの代表走者」などと少女時代を描写し、この公演を特筆大書した。 さらに公営放送のNHKが少女時代の日本進出を主要ニュースで扱い、「なぜそれが重要なニュースなのか?」と抗議する視聴者もいたという。 このような日本メディアの「少女時代特別待遇」を見ていると、少女時代よりも先に日本に渡って成果を出している「KARA」「4minute」「ブラウンアイドガールズ」が寂しく感じないだろうかと思うほどだ。
少女時代の進出とともに「韓流ガールズ」という新造語も流行中だ。 もちろん、韓流ブームに乗って日本に進出した韓国ガールグループを表す言葉だ。 しかし「韓流ガールズ」という言葉にはもう一つの意味がある。それは「韓流にはまった少女」という意味だ。 不思議にも少女時代をはじめとする現在の韓国ガールグループに熱狂しているのは日本の「若い男性」ではなく、10-20代の若い女性だ。 朝の情報番組「とくダネ!」はこうした少女韓流ファンを「韓流ガールズ」と表現しながら、彼女たちの登場を次のように分析した。 ペ・ヨンジュンにはまった母を恥じていた娘たち、最初は韓国文化に対する反感が強い。 しかし何度も接してみると、自然に関心が生じ、これが東方神起やBIGBANGなどの男性アイドルに対する愛で始まり、韓国音楽全般、ガールグループに対する愛情にまで進行したということだ。
モーニング娘からAKB48につながる日本のガールグループが主に男性をターゲットとする「人形のようなかわいさ」を主な武器としているのに対し、韓国の女性アイドルは少女があこがれる理想的な女性像を見せているという点も「韓流ガールズ」登場の主な要因に挙げられる。 かわいいうえに実力もあり、自信があふれ、カリスマまでも備えた韓国ガールグループを見て、日本の少女たちは「かっこいい」と熱狂する。
半面、海外旅行も、慣れない文化との接触も面倒に思う日本の‘草食男’はこう話しているそうだ。 「韓国ガールグループはかわいく、歌がうまく、ダンスも優れ、そのうえにセクシーだ。 しかし、それだから怖い」。「とくダネ!」は日本での「韓流ガールズ」ブームが一時的シンドロームで終わらないためには、持続的なヒット商品の輩出と市場の拡大が必要だと報道した。 日本の若い女性の支持だけでなく、ガールグループの最も忠誠なファン層である男性を攻略する必要があるという。 日本の若い男性が韓国文化に対して持つ漠然とした反感を韓国ガールグループは越えられるのか。 あの美しい脚とお尻ダンスなら当然可能ではないかと信じているが。
イ・ヨンヒのコソコソ日本文化
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