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【取材日記】輸入車の大衆化、まずはサービス改善から

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「輸入車会社が『部品に関税がかかり、在庫の負担が大きく、修理費が高くなるしかない』というのは信じられない。 販売よりも整備で稼ごうとしているのではないのか。 国産車よりも3-4倍も高い修理費は納得できない」(あるネットユーザーのコメント)。

9月3日付のスペシャルリポート「値下げの輸入車、維持費は国産車の3-4倍」を読んだ読者とネットユーザーの反響は大きかった。 100件を超える書き込みがあり、「修理費爆弾を浴びた」という数十件の電子メールが記者に届いた。 「本当の意味での輸入車大衆化のためには部品の価格を下げるべきだ」という意見が多い。

販売価格が下がり、輸入車はいつのまにか中産階級の足になっている。 一部の輸入車会社の場合、今年上半期の購買者の9割以上が国産車からの乗り換えだったという。 今年末には輸入車の普及台数が50万台を超える見込みだ。 記者が自動車を初めて担当した10年前、輸入車の普及台数は5万台にもならなかった。 当時はまだ「輸入車を購入すれば税務調査が入る」という笑えない話もあった。 しかし今では輸入車の価格が下がり、中産階級のサラリーマンが購入を検討するほど大衆化している。


輸入車が大衆化する中でプラスの面がいくつかあるのも事実だ。 韓国輸入車協会によると、昨年末基準で輸入車関連の雇用は20万件を超えた。 国産車との価格競争も消費者には結局、利益になる。 新車が出る度に価格を10%以上引き上げていた現代・起亜(ヒョンデ・キア)車も、輸入車の拡散を受け、価格戦略をまた練り直している。

輸入車の大衆化が大勢になっているだけに、今からでも基礎をしっかりと固めていく必要がある。 修理費が高く、整備能力が不足し、サービスを受けるのに数日かかるという点は改善されなければならない。 輸入車に乗り換えた中産階級が3、4年乗った後、「修理費が怖くて整備工場に行けない。 サービスも良くない」と不満を吐けば、その後の結果は明らかだ。

もちろん国産車も他人事ではない。 今回の記事に対する書き込みには、毎年上がる国産車の修理費の実態を点検してほしいという意見も少なくなかった。 輸入車と国産車が善意の競争を繰り広げながら消費者が「より多様な車をより良い条件で買える日」が来ることを期待したい。

金泰ジン(キム・テジン)経済部門記者



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