「柳明桓長官の娘の特別採用過程で面接委員の選定に問題があった」

柳明桓（ユ・ミョンファン）外交通商部長官の娘の特別採用疑惑を監査中の行政安全部が外交部高位層の子供を含み、過去１０年間、特別採用で選ばれた職員全員に対して採用過程に問題点がなかったのかを調査することにした。対象人員は４００人に達し、この中には外交部高位職の子供も７人（４人辞職）が含まれている。

チョ・ユンミョン行政安全部人事室長は５日「外交部高位層の子供を含み、過去１０年間、特別採用で選ばれた職員名簿など採用現況を把握した」とし「疑惑が大きくなるだけに総合的に監査する計画」だと述べた。特別採用は公式採用と違い、特定業務に必要な人材を随時に選抜し、正規職と契約職がある。


行政安全部はユ長官の娘ヒョンソンさん（３５）の単独特採過程で面接委員選定に問題点があったと、この日、明らかにした。チョン・マンソク行政安全部人事政策課長は「内部関係者を面接委員に置く場合、採用部署の長が入らなければならないのに当時５人の面接官のうち内部関係者２人が該当の部署（ＦＴＡ通常交渉本部）と関連がなかった」と言った。当時外交部では内部面接委員にハン・チュンヒ人事企画官と在外公館長出身の本部大使を選定した。

行政安全部はまた７月１日特採１次公告後、対象者を全員不合格とし、半月後、再公告を出した過程でも問題があったものと見ている。





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