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「12カ月以内に20万ウォン」…現代車株価ラリーまた始まる?(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 最近、トヨタ「カローラ」が走行中にエンジンが停止する不具合のため北米市場で113万台をリコールすると発表したのも好材料だ。「カローラ」は「アバンテ」の競争車種だ。

中国では「エネルギー節約補助金」の恩恵を受ける見込みだ。排気量1600cc以下で燃費が良い車を購入する場合、中国政府が3000元(約3万8000円)を支援する。大宇(デウ)証券のユン・テシク研究員は「現代車は補助金の対象にi30、ベルナなど多数の車種が含まれているが、日本企業は主力車種が1800cc以上であるため補助金を受けられない」と述べた。

◇米国の中間選挙が伏兵=株価上昇に制約を加える要因もある。まずは為替レートだ。韓国ウォンが値上がりすれば価格競争力は落ちる。しかしこれに関しては「現代車が主に海外現地生産を増やしているため大きな影響はない」というのが証券会社の見解だ。


それよりも最近、米高速道路交通安全局(NHTSA)が着手した「ソナタ」ハンドル欠陥調査に対する懸念が大きい。NHTSAは事故が全くなかったにもかかわらず、消費者の苦情2件だけで調査に入った。リコールされたトヨタ「カローラ」は苦情が1100件にのぼった。それでもNHTSAが電撃調査に着手するというのは類例がない。このため「11月の中間選挙を控え、現政権が大きな基盤の一つである自動車労組にアピールしている」という観測が出てきている。



「12カ月以内に20万ウォン」…現代車株価ラリーまた始まる?(1)

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