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米国で急進的環境保護を主張し、3人を人質にした40代の韓人男性が射殺された。米モンゴメリー・カウンティ警察によると韓国系米国人ジェイムズ・リー(43)が1日午後1時ごろ(現地時間)メリーランド州シルバースプリング所在ディスカバリーチャンネル本社に金属缶と見られる爆発物を身につけてピストルを持ったまま進入した。
当時この建物には職員1900人と保育園児たちがいたが、武装した男が乱入したという話を聞いて大部分が避難した。しかしリー容疑者はまだ逃げられなかったディスカバリーチャンネル職員2人と保安要員1人をつかまえて建物1階ロビーで武装人質劇を繰り広げた。彼はNBC放送との電話で「3週間爆弾を制作した」とし「私の体にはいくつかの爆弾が装着されており、私が雷管を手放せば爆発する」と主張した。
事件が発生すると警察特殊機動隊(SWAT)と連邦捜査局(FBI)要員、爆発物専門家らが直ちに出動し、リー容疑者は4時間ほど警察と交渉をして対峙状況を維持した。警察は投降するよう説得したが、この日午後4時50分ごろ、リー容疑者が人質に銃を向ける場面が監視カメラに目撃されると直ちに人質劇現場に立ち入り現場で犯人を射殺した。
警察の調査結果、リー容疑者は環境保護問題でディスカバリーチャンネルに不満を持って来たことがわかった。彼が制作したホームページにはディスカバリーチャンネルが自らの役割ができないという非難とこれからの番組編成方向に対する主張でいっぱいだった。一方、リー容疑者の家族は米メディアとのインタビューで彼が人格障害を経験していると話した。
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