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食品会社であるCJ第一製糖と大象(テサン)が調味料の製品デザインをめぐり対立している。ソウル東大門(トンデムン)警察署は1日午後、東大門区新設洞(トンデムン・シンソルドン)の大象本社を家宅捜索した。CJ第一製糖が最近「大象が販売禁止仮処分決定が下った調味料をずっと売っている」と大象を告訴したため行われたものだ。
問題になった製品は今年6月18日に販売された大象の「牛肉うまい汁のだし」(写真右)だ。CJ第一製糖はこの製品の包装デザインが1975年に販売された自社の「牛肉ダシダ」(左)に似ており商標権を侵害するとし、6月28日、ソウル北部地方裁判所に販売禁止仮処分申請をした。2つの製品は業務用だ。裁判所は7月19日「大象は『牛肉うまい汁のだし』を製造、販売、輸出、展示・宣伝広告物に使ってはいけない」という判決を下した。裁判所は決定文で「(大象製品の包装デザインで)「牛肉」を除いた商品名の字の色が等しく、製品の下の写真が非常によく似ているためCJ第一製糖の「牛肉ダシダ」と混同する恐れがある」と明らかにした。
CJ第一製糖関係者は「大象側は裁判所の決定が出た後も社内電子メールを通じて組織的に販売指示をしたという」としている。これに対して大象関係者は「仮処分申請の決定が出てから、包装を変更して販売した」と話している。
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