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◇次々と移籍説=李承燁が他球団に移籍するという話が次々と出てきている。7月末には日本のある日刊紙が、読売で李承燁と一緒だった伊勢孝夫ヤクルト打撃インストラクターの言葉を引用し、「李承燁がシーズン中にヤクルトに移籍する可能性がある」と報じた。
先月31日には横浜移籍説も台頭した。蚕室(チャムシル)で行われたLG-ネクセン戦の始球式に参加した在日同胞の張本勲(張勲)氏は「李承燁が横浜に行くという話を日本で聞いた」と伝えた。
具体的な内容は明らかになっていないが、現実味のある話だ。今年6億円(約84億ウォン)を受けた李承燁が自分の年俸さえ低めればよい。林昌勇(イム・チャンヨン)がヤクルトと契約したように、年俸は低めてインセンティブを付ければ、お金と名誉をともに守ることもできる。
◇実力は変わらず、小心症が問題=李承燁の現在の実力はどうなのか。少なくともホームラン生産能力は相変わらず日本で最高レベルだ。移籍説が出るということ自体が、まだ李承燁が使える選手だという傍証でもある。
李承燁の今季の打率は1割7分3厘と低調だが、81打数で本塁打5本を打った。フル出場すれば今でも20-30本以上のホームランは打てる。スイングの問題というよりも、主に代打で出場し、心理的な圧迫感を克服できていないと考えられる。逆に言えば、精神的な弱点を見せたという事実は、余裕を持ってできる環境さえあれば大活躍が可能という意味でもある。横浜やヤクルトは読売に比べて気楽にプレーできるチームだ。
李承燁はプレッシャーが大きい08年北京オリンピック(五輪)当時、打率1割台と低迷したが、準決勝と決勝で本塁打を放ち、金卿文(キム・ギョンムン)監督の無限の信頼に報いた前例がある。
<野球>来年は読売ではない、李承?どこへ移籍?(1)
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