今日首脳会談…MOU締結
25日に訪韓したボリビアのモラレス大統領が「リチウムを含む資源開発分野で、ボリビアの原則はパートナーシップを望むということだ」とし「私たちが推進する政策を補完するうえで(韓国が)歩調を合わせ、人類共栄に向けて一緒に進もう」と述べた。またモラレス大統領は「韓国と予定通りリチウム抽出研究開発および事業化協力のための了解覚書(MOU)を締結する」と明らかにした。
アジアでは初めて韓国を訪問したモラレス大統領はこの日午後、鉱物資源公社の主催でソウル新羅(シンラ)ホテルで開かれた公式歓迎夕食会に出席する前、記者らにこのように述べた。
ボリビアは全世界リチウム埋蔵量の半分以上を占め、韓国を含む約10カ国が開発権を獲得するために力を注いできた。モラレス大統領のこの日の発言は、韓国が開発事業に参加する可能性が高いことを示唆したと分析される。またモラレス大統領は韓国とボリビアが植民地統治を受けたという共通点に言及した後、韓国に対する信頼感を表した。
李明博(イ・ミョンバク)大統領の兄・李相得(イ・サンドゥク)ハンナラ党議員は夕食会の席で、「韓国はボリビアからリチウムをただ持ってくるのではなく、そこで加工した後、輸入する計画であり、これを通して現地人の所得と雇用増大に寄与する」と述べた。
以下はモラレス大統領との一問一答。
--韓国を訪問した所感は。
「1965年に韓国とボリビアが国交正常化した後、初めて私が韓国を訪問した。大変な歓待に国民を代表して感謝したい。今後、有償・無償援助と資源開発の協力で切り開いていく分野が多いと考えている」
--リチウム開発についてどんな計画を持っているのか。
「ボリビアの政策はパートナーを望むということだ。民間であれ国営であれ私たちとパートナーシップを形成する企業を探す。リチウムはこうした責任が他に比べて強い分野だ」
--韓国が参加する可能性は。
「その間、韓国の優れた技術力と情熱、努力を見てきた。これをもとに私たちが適切な決定をする。特に銅と亜鉛の分野ではすでに韓国企業とパートナーシップを形成している。したがって経済協力分野で韓国に対する信頼はかなり高いと考えている」
--リチウム事業参加に他の条件はないのか。
「私たちが持つもう一つの原則はクリーン技術を利用することだ。クリーン技術が私たちが目指す自然環境保護にも最も適した方式だと考える」
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アジアでは初めて韓国を訪問したモラレス大統領はこの日午後、鉱物資源公社の主催でソウル新羅(シンラ)ホテルで開かれた公式歓迎夕食会に出席する前、記者らにこのように述べた。
ボリビアは全世界リチウム埋蔵量の半分以上を占め、韓国を含む約10カ国が開発権を獲得するために力を注いできた。モラレス大統領のこの日の発言は、韓国が開発事業に参加する可能性が高いことを示唆したと分析される。またモラレス大統領は韓国とボリビアが植民地統治を受けたという共通点に言及した後、韓国に対する信頼感を表した。
李明博(イ・ミョンバク)大統領の兄・李相得(イ・サンドゥク)ハンナラ党議員は夕食会の席で、「韓国はボリビアからリチウムをただ持ってくるのではなく、そこで加工した後、輸入する計画であり、これを通して現地人の所得と雇用増大に寄与する」と述べた。
以下はモラレス大統領との一問一答。
--韓国を訪問した所感は。
「1965年に韓国とボリビアが国交正常化した後、初めて私が韓国を訪問した。大変な歓待に国民を代表して感謝したい。今後、有償・無償援助と資源開発の協力で切り開いていく分野が多いと考えている」
--リチウム開発についてどんな計画を持っているのか。
「ボリビアの政策はパートナーを望むということだ。民間であれ国営であれ私たちとパートナーシップを形成する企業を探す。リチウムはこうした責任が他に比べて強い分野だ」
--韓国が参加する可能性は。
「その間、韓国の優れた技術力と情熱、努力を見てきた。これをもとに私たちが適切な決定をする。特に銅と亜鉛の分野ではすでに韓国企業とパートナーシップを形成している。したがって経済協力分野で韓国に対する信頼はかなり高いと考えている」
--リチウム事業参加に他の条件はないのか。
「私たちが持つもう一つの原則はクリーン技術を利用することだ。クリーン技術が私たちが目指す自然環境保護にも最も適した方式だと考える」
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