羅老号(ナロ、KSLV-1)1回目の打ち上げが失敗に終わってから25日で1年を迎えるが、3回目の打ち上げをめぐり韓国とロシアが微妙な立場の違いを見せている。
羅老号打ち上げ契約の韓国側主体である航空宇宙研究院と教育科学技術部がロシア側と3回目の打ち上げに合意したと明らかにしたのに対し、ロシア側主体であるフルニチェフ宇宙科学センターは合意していないと主張しているからだ。
教育科学技術部と航空宇宙研究院は9~12日、大田で行われた韓露失敗調査委員会(Failure Review Boar:FRB)第3回目会議が終わった後の15日「韓露両側が羅老号3回目の打ち上げに合意した」と発表した。3回目の打ち上げ時点を来年と予想した。
これについてロシアの官営日刊ロシースカヤはこの日「韓露両側が羅老号の3回目打ち上げに合意したのはロシアが2回目打ち上げ失敗の責任が自分たちにあることを事実上認めた結果」と報道した。
フルニチェフセンター側はしかし16日、ホームページの報道資料で「3回目の会議の結果、委員会は事故原因究明のための追加的実験が必要だという結論を下した」と言及し、「この会議で3回目打ち上げ実現の可能性については論議されなかった」と明らかにした。
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フルニチェフセンター側はしかし16日、ホームページの報道資料で「3回目の会議の結果、委員会は事故原因究明のための追加的実験が必要だという結論を下した」と言及し、「この会議で3回目打ち上げ実現の可能性については論議されなかった」と明らかにした。
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