６カ国協議の中国首席代表を務める外務省の武大偉韓半島事務特別代表が訪朝（１６－１８日）に続き、今週末、韓国を訪問する。ソウルの外交消息筋は２３日、「中国外務省が先週末、武代表の訪韓を韓国政府側に打診し、今週末に訪韓すると聞いている」と述べた。

武代表の今回の訪韓は、６カ国協議の再開問題を韓国側と深く議論するためとみられ、注目される。米国側も北朝鮮で拘束されている米国人アイジャロン・マーリ・ゴメス氏の釈放のため、高官級代表団の訪朝を決めたと明らかにし、６カ国協議再開の雰囲気が醸成されているという観測が出てきている。別の消息筋は「武代表が韓国に続いて米国・日本訪問も推進しているとみられる」と述べた。

これに先立ち北朝鮮は朝鮮中央通信報道を通して、朝中両国が６カ国協議再開と韓半島非核化実現などについて完全に見解が一致したと伝えていた。

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