日本の天皇が韓日両国の友好と理解増進のために1-2年以内に韓国を訪問することについては、韓国(58%)・日本(48%)ともに多数が賛成した。反対は韓国で23.1%、日本で28%だった。特に韓国の10-20歳代は65%が賛成した。
未来志向的な関係を構築する案については差があった。韓国では「歴史教科書の共同制作」(34.6%)が最も多く、過去の問題を最大の障害と考えている。次いで「相互文化理解」(21.7%)、「経済協力の強化」(17.4%)などだった。
しかし日本では「歴史教科書の共同制作」(14%)が少ない一方、「相互文化理解」(28%)、「経済協力の強化」(19%)、「民間交流の拡大」(16%)などが多く、交流と協力を重視していることが分かった。
民間人の交流拡大は関係改善に大きく寄与していることが明らかになった。日本を訪問した韓国人は訪問していない人に比べ、多くの人が日本に対して「良い感情」を抱いていた。韓国を訪問した日本人は訪問していない人に比べ、「韓日強制併合は悪かった」「韓日関係は良い」と考える人が多かった。
相手国を訪問した経験がある人のうち、韓国では77.5%、日本では53%がまた訪問することを望んでおり、交流がさらに活発になると期待される。
訪問経験がない人のうち、韓国では49.9%、日本では41%が訪問を計画していることが分かった。
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