韓国軍の秘密を解明しようとする北朝鮮のハッキングの動きが急増する中、軍関係者のセキュリティー意識が低く、少なからず秘密が流出してきたことが明らかになった。特に軍幹部が使用禁止のUSB保存装置などに軍秘密を保管し、まるごと流出する事故が頻繁に生じている。軍当局の画期的な対応策が急がれる。
国軍機務司令部が国会に提出した資料によると、軍事機密漏洩および保安規定違反で懲戒を受けた人は05年510人、06年879人、07年965人、08年1164人、09年1512人、今年上半期886人と毎年大きく増えている。個別の被害例の中には深刻な内容も多い。今年1-3月、特定地域駐留各級部隊に所属していた軍人13人が集中的にハッキングにあい、2級秘密108件など1715件が一度に流出した。市中で販売されている中古USB保存装置に08年乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン(UFG)韓米連合訓練関連秘密資料が大量に含まれているケースもあった。また北朝鮮工作員に「作戦計画5027」の一部を流した現役軍将軍が逮捕され、裁判を受けている。
北朝鮮は人民学校(小学校)当時から選抜された英才を中心に600-800人ほどのハッカー部隊を運営し、韓国の軍事秘密などを取り出してサイバー挑発をしていると知られている。昨年7月に韓国の主要公共機関のサーバーに加えられた分散サービス妨害(DDoS)攻撃も北朝鮮の仕業と推定される。ペ・ドゥクシク機務司令官は最近、「北朝鮮が主要20カ国(G20)首脳会議を控えてIT強国の地位を傷つけ、会議を妨げる目的でサイバー挑発を敢行する可能性が高い」と警告した。
状況がこうであるため秘密を扱う軍関係者は特別な危機意識を持つのが当然だが、実状は全くそうではない。機密流出を防ぐための技術的投資も重要だが、その前に機密を扱う人の意識レベルを強化することに取り組まなければならない。セキュリティー教育を大幅に強化し、違反者に対する処罰の程度も高めるなどの対策が必要だ。
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状況がこうであるため秘密を扱う軍関係者は特別な危機意識を持つのが当然だが、実状は全くそうではない。機密流出を防ぐための技術的投資も重要だが、その前に機密を扱う人の意識レベルを強化することに取り組まなければならない。セキュリティー教育を大幅に強化し、違反者に対する処罰の程度も高めるなどの対策が必要だ。
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