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世界記録。そしてKIA戦勝利。ロッテのイ・デホ(28)の表情が今ようやく明るくなった。
イ・デホは14日、光州KIA戦で2回、キム・ヒゴルのフォークボールを打って3点本塁打を放った。9試合連続本塁打でイ・デホはケン・グリフィージュニアを含む米国大リーグ(8試合連続本塁打)記録まで越えた。
--世界記録を立てた所感は。
「チームが勝ってうれしい。この2試合はホームランを放っても敗れたが、今日は重要な試合で勝って気持ち良くインタビューを受けられた」
--本塁打を打った瞬間は。
「キム・ヒゴルが以前にも私にフォークボールをよく投げた。だからフォークボールを狙っていたのだがうまく当たった。打球方向が外野フェンスに向かったが、自分の力を出し切ったと思ったので本塁打になると信じた」
--記録が負担だったと思うが。
「意識しないように努力した。皆さんが関心を持ってくれていることを知っていたが、試合前、あまり話さないように心がけた。良い記録を出せば良い記事が出るから。2006年にはファンやメディアを意識して多く話しすぎたが、今は違う」
--もう38号本塁打だ。
「シーズンの前30本塁打を目標にしていた。しかしもうその記録は超えた。今からは自分自身との戦いだ」
--以前のシーズンと変わった点は。
「特別に変わったことはない。ただ以前よりフェンスにぶつかる打球が少なくなった。飛距離が数メートル伸びてホームランが増加したようだ。重いバット(現在930~950グラム)を使っているのが役に立ったようだ」
--連続試合本塁打を放つうちに自信が生まれたようだが。
「自信はついた。自分の長所であると同時に短所でもある「打ちたくてたまらない」打撃だ。しかしそれは欲かもしれない。(キム・ムグァン)打撃コーチが常におっしゃるのが「打者は欲と自信の間にいなければならない」ということ。そのバランスを取るために努力している」
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