昨年、総選挙で圧勝をおさめて発足した民主党政権は過去を直視する勇気をもとに新しい韓日関係を定立するという態度を重ねて闡明し、韓国重視外交を強調してきた。しかし菅首相の談話発表に至るまでは韓国に対する謝罪外交をするなという民主党内の一部の反発はもちろん自民党を含めた保守勢力の手強い抵抗が表出された。7月、参院選挙で敗れた上、9月の代表選挙を控えている菅首相としては談話発表は決して容易でない決断だった。併合100年の年を迎え、未来100年の韓日関係を築く新たな道しるべを立てようとする菅政権の努力は積極的に評価することができる。
今回の談話で何より注目した部分は植民化過程に至る一連の旧条約の強制性及び不法性をどの水位に表現するかにあった。菅首相の談話は「3・1運動の激しい抵抗にも現れたように政治的・軍事的背景の下、当時の韓国の人々は、その意に反して行われた植民地支配」という言葉を使った。これは間接的でも併合条約が韓民族の意志に反して強制的に締結されたという点を認めたものだ。今までの韓日関係で最も高い水準の謝罪表明と言われてきた1995年の村山首相の談話に比べ、今回の菅首相の談話がそれなりに前進したと評価される理由だ。
今回の談話で何より注目した部分は植民化過程に至る一連の旧条約の強制性及び不法性をどの水位に表現するかにあった。菅首相の談話は「3・1運動の激しい抵抗にも現れたように政治的・軍事的背景の下、当時の韓国の人々は、その意に反して行われた植民地支配」という言葉を使った。これは間接的でも併合条約が韓民族の意志に反して強制的に締結されたという点を認めたものだ。今までの韓日関係で最も高い水準の謝罪表明と言われてきた1995年の村山首相の談話に比べ、今回の菅首相の談話がそれなりに前進したと評価される理由だ。
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