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盧承烈と石川遼、韓日“ゴルフアイドル”のプライドをかけた対決

ⓒ JES/中央日報日本語版

盧承烈(左)と石川遼



韓国と日本のゴルフのアイドルがプライドをかけた対決を広げている。

19歳のゴルフの天才、盧承烈(ノ・スンヨル、19、タイトルリスト)と日本の石川遼(19)だ。両選手は12日夜に始まったメジャー大会PGAチャンピオンシップに出場している。大会出場者のうち10代は盧承烈と石川遼だけだ。


ゴルフはほかのゴルファーとの競争ではなく、コースとの戦いだというが、2人の選手にはプライドがかかっている。同い年であり、両選手とも幼いころから天才性を見せ、300ヤードを超える長打を打つという共通点を持っている。盧承烈は1991年5月生まれだ。最年少国家代表(13歳8カ月)に選抜され、16歳になった2007年、プロに転向した。年齢制限がある韓国プロゴルフ(KPGA)を脱して激しいアジアンツアーで鍛えた。今年ヨーロッパツアーメイバンクマレーシアオープンで崔京周(チェ・キョンジュ)を破って優勝し、世界に名を知らせた。

石川は盧より4カ月幼い91年9月生まれだ。身長は173センチで盧より9センチ低い。しかし2007年日本プロゴルフ大会で優勝し、最年少優勝(15歳8カ月)記録を立てた。日本ファンはまるでタイガーウッズが生まれ変わったように興奮している。ハンサムな顔にファッション感覚にすぐれ、話し方が謙虚なところで人気がある。彼は昨年、日本最年少で賞金王となり、ファンに喜ばれた。

盧承烈は自信を持っている。彼は「石川と一緒に打って負けたことがない」と話す。国内ではパワーとメンタルで盧承烈が石川より一枚上だと評価している。しかし国際舞台では石川遼の株価が高い。日本での人気が高いことから実力+αを享受する。盧承烈は今年のシーズンマスターズを除くメジャー3大会に出場したが、石川は4大会に出場した。マスターズ組織委は日本ファンを意識して石川遼を招待したのだ。

2人の選手は来月、韓国で再び対決を繰り広げる予定だ。9月10日から済州ヘビチ・カントリークラブで行われる現代(ヒョンデ)カード・インビテーショナル韓日戦がその舞台だ。石川は早くから韓日戦の出場を決めている。盧承烈は悩んでいる。ヨーロッパツアーなど今シーズン海外ツアー大会で良い成績をおさめれば来年PGAツアーに直行できるからだ。大会期間がPGAツアープレーオフと重なって崔京周とYEヤンの出場が不透明な状態だ。韓国チームとしては盧承烈に対する期待が高まる。KPGA関係者は「韓日戦勝利のために盧承烈が必要だ」と話している。





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