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【噴水台】人食いバス

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

(写真:中央日報日本語版)



人の値段はいくらか。人体の70%が水である点を考慮すれば、たかが数千円なんていう笑い話もある。1976年、米エール大ハロルド・モロヴィッツ(生物化学)教授が検証した。ヘモグロビン、アルブミン、コラーゲンなど人体の中の成分を詳細に分けて価格を計算してみると1グラム当たり平均245ドルという計算結果が出た。だから水の重さをなくした後、体重76キロである男性の価値を求めればおよそ600万ドルに達するというわけだ。誰もが“600万ドルの男”(70年代米国人気テレビシリーズ)となるわけだ。しかしモロウィツ教授は後日「人間は1人1人値段を計算できないほど貴重な存在」とし、こうした分析はつまらないものだと認めた。

おろそかに人の値段を付けて、酷い目にあったのが自動車会社フォードだ。いわゆる「ピント(Pinto)メモ」スキャンダルだ。70年代、米国で最もよく売れた小型車がピントだった。ただ車体の構造的問題で後ろからの追突事故時、燃料タンクが容易に爆発する欠陥があった。それによる死亡者が数百人、やけどを負った者はそれ以上という報道だった。81年、一部の被害者家族らが訴訟を申し立てたが、裁判で決定的証拠として提示されたのがまさにフォード側の費用便益分析文件だった。


フォードは燃料タンク爆発で死亡者が180人、やけどを負う者も180人ほど出ると推算した後、それぞれ1人当たり20万ドル、6万7000ドルなら解決することができると考えた。ここに車の被害まで合わせた場合、事故収拾にかかるお金は4950万ドル。一方、出庫する車全体に安全装置をつける費用は1億3750万ドルと集計した。したがって事故防止費用が利益より大きいという結論の下、腕をこまねいたというのだ。爆発の危険をあらかじめ分かっていた点、それなのに人の値段を車を直す費用より安く見て、何の措置も取らない点でフォードは極甚な非難に苦しんだ。結局多額の賠償金を支払って車の構造を全面改善したが、人命を軽視したという汚名は長く残った。

突然の圧縮天然ガス(CNG)バス爆発で人命被害の危険性が現われた。今になって安全措置を強化するといえども、無念で、かつ憤った気持ちは簡単に収まらない。「走る爆弾」になる可能性があることを知っていて放置していた政府も、高いガスタンクと保護膜装着を避けた企業も、人命をあまりに安く考えていたのではないか。

シン・イェリ論説委員



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