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バスが下から爆撃されたよう…20代女性は足に大けが

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
9日午後4時55分、ソウル城東区杏堂洞ハンジンアパート前の道路。信号待ちをしていた際、CNG(圧縮天然ガス)市内バスで急に爆発音がした。バスの中心部下が爆発したのだ。爆発の衝撃で道路沿いの商店とバス近くにいた車の窓ガラスが壊れた。乗客たちは血を流しながらバスから降りてきた。乗客12人と通行人5人の17人の負傷者は隣近病院に移送された。乗客イ某さん(28、女)は足に大けがをした。バスが牽引された道路の上にはガラスの破片と血痕、破けた運動靴、黒く燃えた白い手袋があった。事故現場を目撃したイ・ヒョンシクさん(47)さんは「道の向こう側のこちらまでガスのにおいが強かった。バスが爆発して横に停車していた車の窓ガラスが壊れ、トラック運転手が頭から血を流しながら歩いて出てきた」と当時の状況を伝えた。現場に出動した杏堂消防署イ・ハンウ消防長は「意識を失った女性1人除いてほかの乗客たちは全員外に出た。倒れている女性は足首をけがし、顔に黒い灰が覆われていた」と言った。

警察はバスに装着された8つのCNGタンクのうち運転席すぐ下の1番タンクが爆発し、事故が発生したものと見ている。消防防災本部関係者は「事故原因を明らかにするためには相当な時間がかかるものと見られる」と話している。

事故バス会社関係者も「これから市民の安全のためにも国立科学捜査研究所・ガス安全公社が共同で正確な事故原因を明らかにしなければならない」という立場だ。以前の事故はガス充電中に発生したケースが多く、乗客の被害はほとんどなかった。ソウル市で、それも乗客たちを乗せたCNGバスの爆発したのは今回が初めてだ。


知識経済部はこの日、全国都市ガス充電所に充電時、最高圧力を現行207キロ/平方センチより10%程度下げるよう緊急指示した。

事故原因に対してさまざまな見方が挙げられている。猛暑が原因だろうという主張もある。しかし以前の事故を見ると夏ではない冬季に発生した例もある。

ファン・オジュソウル市天然ガス車チーム長は「爆発は天気と関係はないと思う。事故原因は調査してみると分かるが、タンクの欠陥だと推定される」と話した。





【動画】バス爆発事故現場

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