今年3月、国内でも電気自動車時代が開かれた。しかし今まで売れた低速電気車(NEV)は66台にすぎない。個人の購入例はなく、ソウル市など地方政府や公共機関が購入したのがすべてだ。電気車が普及しない理由を知るためにソウル市内の約20キロ区間を運転してみた。
出発は順調だった。ソウル市南山(ナムサン)別館から退渓路(テゲロ)までは下り坂区間だったからだ。平地の道路でも低速電気車の最大速度である時速60キロまで無理なくスピードが出た。全体の交通の流れに支障が生じることもなかった。低速という理由で後ろからクラクションを鳴らされることもほとんどなかった。車の前方のデザインも数年間市販されてきた軽自動車と似ているため、市民が珍しそうに眺めることも少なかった。
問題は上り坂で表れた。変速ギアがなく、東大門(トンデムン)近隣の梨花洞(イファドン)と南山循環道路ではやや車輪がやや後方に押されるような現象が生じた。停止状態でよく利いていたエアコンは車が動くと性能が落ちた。一般車とは違い、エアコンの電力と駆動電力がすべてバッテリーから供給されるからだ。
全般的には大きな無理なく乗れた。電気車は大気を汚染させる排気ガスが全く出ないエコカーだ。バッテリー充電に必要な電気料金は一般乗用車の燃料価格の10分の1水準と安い。にもかかわらず電気車が普及しないのは走行距離と価格のためだ。
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