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「前半戦の最後の時期に比べてバランスが良くなったようだ」。
日本プロ野球スターらと初めて呼吸を合わせた金泰均(キム・テギュン、28、千葉ロッテ)の印象はどうだったかのか。金泰均は23日、福岡ヤフードームで行われたオールスター第1戦に6番・一塁手で先発出場した。
パリーグ選手では最も多いファンの票を確保しただけに、「金泰均」の名前が紹介される度に拍手が起こった。しかしこの日、金泰均はホームランダービーで決勝に進出できず、城島健司がホームラン王になる場面を眺めることになった。ホームランダービーについて「投手のボールのスピードが非常に遅かった」と悔しさを隠さなかった。金泰均はホームラン2本を記録したが、阿部慎之助(3本)に敗れて決勝進出を逃した。
試合では2打数無安打に終わった。2回表の打席で安打性の打球がセリーグ一塁手・小笠原の好捕で惜しくも凡打になった。2打席目は遊ゴロに終わった。
金泰均は試合後、オールスターの所感を尋ねた質問に対し、「特別な感じはなかった。韓国ではオールスター戦は楽しいが、ここはあまりおもしろくない」と言って笑った。続いて「試合をする選手たちがあまりにも真剣な雰囲気だ」と付け加えた。
幸いなのは金泰均が「前半期の最後はあまりタイミングが合っていなかったが、今回のオールスター戦では少しずつバランスがよくなっているようだ」と肯定的な話をした点だ。少しずつ本来の打撃を取り戻しつつある。金泰均は試合前、「オールスター戦を契機に体力を備蓄し、後半戦に向けて打撃感覚を取り戻したい」と話していた。
24日にはハードオフ新潟でオールスター第2戦が行われる。第1戦と同じく金泰均はホームランダービー出場と先発が予想される。第1戦に登板しなかったセリーグオールスター林昌勇(イム・チャンヨン、34)の登板も予告されており、金泰均と対戦する可能性が高い。
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