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「韓米同盟、日米同盟以上に格上げ」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「元々日米同盟の専有物だった“2+2”会議が日本の代わりに韓国で行われた。これは韓米同盟が日米同盟に劣らないかそれ以上の意に格上げされたという意で見なければならない」ユン・ドクミン外交安保研究院教授は21日、韓米同盟57年史に初めて開かれた韓米外交・国防相(2+2)会議にこのような意味を付与した。

今回の会議は6・25戦争60周年という象徴的時点で両国外交・安保最高責任者が1カ所に集まって血盟の意味を振り返り、今後の同盟の青写真を提示した点に1次的意義がある。同時に米中関係が対決構図を成し、日米関係もきしむ状況で、韓米同盟の戦略的重要性を確認させた会議という評価だ。

韓米同盟は盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領-ジョージ・ブッシュ大統領政権時代、求心力より遠心力が大きかった。盧大統領の自主国防論、北東アジア仲裁者論と韓米間対北接近法などがかもした結果だ。一方、最近は戦時作戦統制権移譲延期の合意と天安艦事件に対する韓米の一致した対応から見られるよう求心力強化の様相が明確だ。それだけ今回の会議は北東アジア安保秩序に新しい流れを造成する可能性を見せてくれた。天安艦事件と中国の北朝鮮をかばうという新しい状況を迎え、アジア太平洋地域で韓米同盟が占める割合が確実に大きくなった。


昨年、日本民主党の執権以来、日米同盟がもとの場所に戻れず、米国の重量中心が日米同盟から韓米同盟に北上しているという指摘もある。政府消息筋は「今回の会議は韓米同盟が北東アジア安保の新しい基軸として浮上したことを確認したもの」と述べた。





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