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米国防総省「韓米連合訓練、例年より大規模に」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
 韓米は今月中に東海(トンヘ、日本名・日本海)で米空母「ジョージ・ワシントン」が参加した中、大規模な連合海上訓練を実施することにしたと、国防部が15日明らかにした。

今回の訓練は海軍哨戒艦「天安(チョンアン)」を爆沈させた北朝鮮に対する一種の武力示威として、当初は西海(ソヘ、黄海)で行うことが検討されてきたが、東海に最終調整されたことで中国の反発を考慮したのではないかという指摘も出ている。

国防部の当局者はこの日、「韓米はまず東海で空母が参加した中、訓練を行うことにした」とし「8月の韓米連合乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン(UFG)演習と対潜水訓練をはじめ、今年およそ10回の訓練が計画されているだけに、西海・東海・南海(ナムヘ、東シナ海東部-対馬海峡西部)でずっと訓練を実施することになるだろう」と説明した。この当局者は「最初の訓練を東海で実施する理由は、米空母が昨年10月に西海で行われた訓練に参加したため」と述べた。


別の関係者は「空母の作戦半径が1000キロに達し、東海・西海のどこで訓練をしても訓練の効果を十分に得られる」とし「今回の訓練では、空母に搭載された艦載機が太白(テベク)山脈にある射撃場上空で爆弾投下および実際射撃をする訓練も実施する計画」と明らかにした。

米国防総省のモレル報道官も14日(現地時間)、「近く韓米連合軍事訓練が開始され、UFGなど例年行われてきた訓練の規模より拡大して展開する」と述べた。モレル報道官は定例記者会見で、韓米連合訓練計画は21日にソウルで開かれる韓米外交・国防長官会談(2+2会談)で最終決定されるとし、このように明らかにした。

モレル報道官は韓米連合訓練に対する中国側の反対の立場について、「今回の訓練は公海上・国際水域で展開する私たちの訓練の問題」とし「その訓練に関することは私たちが決めることであり、訓練場所・時期・参加範囲・方式・投入戦力は米海軍、米国防総省、米政府が決めることだ」と明らかにした。また「相手国の領海は全面的に尊重すべきだが、海上12マイル領域を越えた公海・国際水域では誰もが自由に訓練できる」と強調した。さらに「今回の訓練は全面的に防御的な訓練」とし「北朝鮮を抑止する確固たる意志と変わりなく韓国を防御するというメッセージを見せる」と付け加えた。



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